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「『女性の薄毛・抜け毛』お悩み解消BOOK」を読んだ感想

少し前に読んだ本ではあるが、女性の薄毛に悩む人に向けて書かれた本である。印象としては、理論が弱い。少し育毛系の話に詳しい人ならたいてい知っているような内容が大半であるので、男性はもちろん、女性にも手放しでお勧めはできないが、とにかくわかりやすく読みやすい本を探している、そういう女性にはピッタリかもしれない。

一応、まとめておくと、

女性の薄毛の原因は、主に、

ホルモンバランスの乱れ
頭皮のトラブル
過度なダイエット
加齢
ストレス
よくない生活習慣

などが挙げられる。女性の2大ホルモンと言えば、エストロゲンとプロゲステロンであるが、髪の毛に関わるのは、エストロゲンである。つまり、女性ホルモン、特にエストロゲンが減少すると、薄毛が進行していくと言える。

そもそも女性ホルモンとは、卵巣から分泌されるホルモンのことで、卵胞ホルモン(エストロゲン)と、黄体ホルモン(プロゲステロン)がある。その分泌量は30代を境に減少する。これは避けられない加齢減少である。

AGA(男性型脱毛症)に該当する人は、全国で1260万人以上と言われている(現在はそれ以上だろう)。女性の場合、閉経を迎えると、女性ホルモンが減少し、相対的に男性ホルモン優位になる。この影響で、男性型脱毛症がまれに女性におこることもあるそうな。

次に女性の抜け毛のタイプは6つに分類される。

1.びまん性脱毛症
2.分泌後脱毛症
3.牽引性脱毛症
4.円形脱毛症
5.脂漏性脱毛症
6.ひこう性脱毛症

また、女性の育毛対策は主にミノキシジルの塗り薬が主力になるが、(あくまでこの本が挙げる)育毛剤の有力成分について、おさらいをしたい。

ミノキシジル、センブリエキス、ニコチン酸アミド、アデノシン、β-グリチルレチン酸、ショウキョウチンキ、塩化カルプロニウムなどである。

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