ジェネリック薬品がさらに安くなるらしい
昨日だったか、おはよう朝日の朝トレで、ジェネリック医薬品のことを取り上げていたのを思い出した。厚生労働省は安価なジェネリック医薬品(後発医薬品)の価格を半額に引き下げる方針を固めたようだ。
えっ半額?安いジェネリック医薬品をさらに安くするという話だ。2015年12月2日の中央社会保険医療協議会に提案し、2016年度の診療報酬改定に反映させる予定だとか。そもそも、ジェネリック医薬品とは、新薬の特許満了後に作られる薬で、開発費が大幅に削減できることから安価になるという仕組みだ。現在、普通の薬の6割の値段で売られているが、それが改定後は、半額になる。
でも、普通の薬(新薬)、売れなくなるんじゃないの?と心配してしまうのだが、この朝トレで言っていたが、新薬とジェネリック医薬品は同じ成分でできていても、同一の薬ではないのだ。正しく言うと・・・
薬は本来、様々な特許のもとに成り立っているが、その特許が時効になると、ジェネリック医薬品が作れるようになる。しかし添加物や内部構造などは公開されるわけではないので、同じ有効成分を使って薬を作っても、少し違う薬になることがあるとのこと。
そう、それで思い出した。
前に育毛系の本を片っ端から読みまくっていた時、このジェネリック医薬品のことも触れていて、成分が同じでも、作り方(配合量やいろいろ)が違えば、それは全く異なる薬なのだということを。だから、育毛で第一線を張るプロペシアと、そのジェネリック医薬品のフィンペシア。この2つも同一と言われているけれども、実はそうではない。副作用の・使用感などは正確には異なるのだ。
ただ、ジェネリック薬品は、きちんと許可を受けて、作られる信頼ある製品である。薬である以上は当然、副作用のリスクは考えなくてはならないが、成分が違っていても、得られる効果効能には、オリジナルに非常に近いものであるはずである。だから、今後もフィナステリドを服用する気であるなら、フィンペシアを利用するという選択肢そのものは間違っていないと思うが・・・・。
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