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「専門医が語る毛髪科学最前線」を読んだ感想

少し面白みには欠けるか

出だしのところは、だいたいどの本も薄毛の実態を語り、間違った育毛の方法などを紹介したりするのだ。この本は毛髪科学と言っているぐらいだから、薄毛の原因追究、、、そのあたりには期待を持ちたいところだ。

まず、「最後に読む育毛の本」と同じく、頭髪の存在意義から語っており、なぜ髪がななめに生えているか?など、なかなか細かい描写が印象的である。

そして、育毛の最大の障壁となるDHT(ジヒドロテストステロン)のこともかなり詳しく書いてある。毛髪が抜け落ちる原因などを詳しく知りたい方には良本と言える。
育毛対策に関しては、脱毛症の治療法をいくつか紹介しているが、絶対にこれだという言い方はしておらず、売り売り感は全くないので、情報としては信頼してよい本だろうと思う。ただ、面白みには欠ける。ページ数も少ないので、図書館で借りたり、もとから詳しい人なら、立ち読みぐらいでだいたいわかるかも知れない。。。

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